弊社ではCMS導入において、以下のようなワークフローを使用しています。
ヒアリングをもとにCMS導入のためのコンサルティングを行い、様々なCMSの設計を行っていきます。CMSの設計で重要なヒアリング項目は次の3つです。
以上のヒアリングをもとに、CMSに関する5つのドキュメントを作り、CMSの設計を行っていきます。
Webサイトにどのようなコンテンツが存在し、コンテンツがどこで利用されているかをページごとに切り分ける設計をします。形式や存在している個所が明確でないと、以後の作業であるアセット(管理を行うコンテンツ要素のひとつひとつのことをCMSではこう呼ぶ)の設計やテンプレートの設計にミスが生じる可能性があることから、基本設計書を正確に作っておくことがCMS構築では特に重要なポイントです。
基本設計で切り分けを行ったコンテンツをどのような形式にて管理を行っていくかを定義します。入力した情報が、どのページのどこに反映されるかが、ここで決まります。
アセットを配置するベースとなる箱(テンプレート)の設計を行い、どのページにどのアセットが利用されているかを定義します。テンプレートの設計は、サイトの柔軟性をつくるのに重要な役割を担っており、ページ全体を管理するページテンプレートとページ内のブロックをもとにテンプレートを作成するブロックテンプレートの大きく2種類に分類されます。
それぞれの担当者がもつコンテンツが、どのような流れで登録(更新)され、承認を受けて公開されるかを定義します。CMSにおけるメールの配信での通知などもCMSの定義としてここで行います。
CMSを利用する管理者それぞれが、どのコンテンツに対してCMSへの登録や閲覧ができる権限があるのか、ということを定義します。CMSにおける機密事項の管理などはこの定義にて明確に行う必要があります。
以上のCMS設計ドキュメントを作成した後、CMSによってWebサイトを構築し、テスト、公開という流れになります。
Webサイト構築のコストは投下できないけれど、運用・管理をふくめた本格的なCMSツールの導入が必要であるといった方には、「CMS ADV」。
「CMS PLUS」の機能に加えて、デザインテンプレートをあらかじめシステムに組み込んでいるため、公開までの期間を大幅に短縮し、かつ開発コストも抑えることが可能です。